ようやく、試作品作りのスタートです。
まずは、型を起こします。
型を起こすというのは、イラストデータを織物として織れるように設計図を作る作業のことをいいます。
型が完成したら、次は、製織。
国内最大級のジャガード織機を使って織りあげます。
音の迫力がすごい!!高速で織りあげていきます!!
ずらーっと一面に並ぶフワッペン。
裏側もかわいいんですよ♪
糸はこのように織機の横にセットします。
糸の吸い込まれていくスピードから、高速で織りあげられていることを実感しますね。
今回は8色の糸を使用。カラフルでかわいい☆
実は、レピア織機には、12色使用できるものも!お守りなどキャラクターを使用したデザインや、グラデーションを表現するときなんかは、12色使用します。デザインの幅が広がりますね!
そうそう、
実は、この色鮮やかな色、皆様が飲まれた後の使用済みペットボトルから再生された、再生ポリエステル糸なんです。福井の未来をテーマにしたワッペンですからね。
そして、これは、【捨て耳】と呼ばれる、その名の通り、捨てる部分。
レピア織機の構造上、ハタの両端に使用しなかった糸がフリンジ状にでてきます。
こちらも、カラフルで、かわいい…☆ラメ糸を使用しているので、キラキラしています☆
このフリンジ、手芸や工作の材料にもってこいなんです!
コレクトしている社員がいるほど。この部分もなにかに再利用されるかも?
話がちょっとズレちゃいましたね。
次は、裏面に接着の加工をつけて、レーザーカットです!
つづく